広島~あき亀山間は410円…JR西日本、可部線延伸区間の運賃を申請

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可部線の延伸区間に設けられる新駅のイメージ(左)と駅名標(右)。運賃はJR本州3社の地方交通線運賃が適用される予定だ。
  • 可部線の延伸区間に設けられる新駅のイメージ(左)と駅名標(右)。運賃はJR本州3社の地方交通線運賃が適用される予定だ。

JR西日本は11月4日、可部線可部~あき亀山間(広島市安佐北区)1.6kmの運賃認可を中国運輸局長に申請したと発表した。JR本州3社の地方交通線運賃を適用する。

可部~あき亀山間は、2017年春の開業が予定されている可部線の延伸区間。2003年12月付で廃止された可部~三段峡間の線路敷地を活用する形で工事が進められている。

発表によると、各駅間の営業距離は可部~河戸帆待川間が0.8kmで、河戸帆待川~あき亀山間も0.8km。普通運賃(大人・片道)の場合、可部~河戸帆待川・可部~あき亀山・河戸帆待川~あき亀山の各区間はいずれも140円になる。広島駅からの運賃は河戸帆待川駅までが320円、あき亀山間が410円になる。

また、可部線の延伸工事に伴い可部駅構内の線路配線が変更されることから、JR西日本の広島支社は12月18日にダイヤ改正を実施する。発表によると、可部線や山陽本線、呉線で1~6分程度の時刻修正を行う。

《草町義和》

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