ホイールクレーンに作業燃費基準値を設定

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燃費基準達成建設機械の認定に関する規を設定
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国土交通省は、「2016年度建設施工の地球温暖化対策検討分科会」を開催し、ホイールクレーンに関して、巻き上げ下げやブーム起伏などの作業燃費基準値を設定した。

国交省では2013年に「燃費基準達成建設機械の認定に関する規程」を設定、この規程に基づき国交省が燃費基準値を達成した建設機械の認定制度を運用してきた。今回、これまで定めた油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダに加えて、新たにホイールクレーンについて作業燃費基準値を設定した。

ホイールクレーンのトップランナー値を2020年燃費基準値に設定した。最大吊り荷重4.9~15トンの燃費基準値は3.05kg/h、15~50トンが4.73kg/h、50~79トンが8.19kg/h。

また、この追加に伴って「燃費基準達成建設機械の認定に関する規定」についても改正した。燃費基準達成率100%以上に3ツ星、85%以上を2ツ星に設定する。

《レスポンス編集部》

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