ポルシェ、マーク・ウェーバーを特別アドバイザーに起用

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マーク・ウェーバー選手
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  • WECに参戦するポルシェ919。

ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは10月14日、今シーズン限りで現役を引退するマーク・ウェーバー(ウェバー)選手を、ポルシェの特別アドバイザーに起用すると発表した。ウェーバー選手は現在WEC=世界耐久レースに参戦中。

ウェーバー選手は、現在40歳。彼自身のモータースポーツにおける豊富な経験を生かすために、今後は国際モータースポーツイベントにおけるコンサルタントとして、ポルシェに貢献することに。

特別アドバイザーの活動には、世界中にいる数多くの将来のプロフェッショナルドライバーの新しい才能を探し、トレーニングすることも含まれる。

ウェーバー選手は、伝説的ラリードライバーのヴァルター・レアル氏とともに、2人目の特別アドバイザーに就任。この2人は、ともにモータースポーツで多大な成功を収めており、ポルシェとの強い信頼関係を築いている。

ポルシェのオリバー・ブルーメ社長は、「ウェーバー選手は、スポーツマンシップ、耐久力、率直さ、成功へ向けての集中力など、ポルシェを代表するに相応しいものをすべて兼ね備えている。彼のWECにおける素晴らしいパフォーマンスに感謝すると同時に、ポルシェが彼との密接な関係を今後も続けられることを、うれしく思う」と語っている。

《森脇稔》

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