日本でも公開されたアルピーヌ『ヴィジョン』の市販モデルの開発には、ルノー・スポールも関係しているという。アルピーヌマネージングディレクターのミハエル・ヴァン・デル・サンテー氏は、「シャシーはルノー・スポールが開発。またアルピーヌのエンジニアリングチームもルノー・スポールの本部にいるので、密接に協力をしている」と明かす。なお、「このプラットフォームはアルピーヌとしても、日産アライアンスとしても全く新しいもので、現在他のクルマとの共用はない」と述べる。このクルマのレイアウトはミッドエンジン・リアドライブ(MR)だ。このレイアウトの理由は、「俊敏性を求め、かつ運転もしやすいクルマにしたかったからだ」とサンテー氏。従って、「あまりトリッキーなクルマにしたくなかったのだ。そのためリアエンジン・リアドライブではなくMRにしたのだ」と説明。更に、「もう一つ望むのは快適性だ。A110はもともとコンフォタブルなクルマだったので、もう一度これを再現したかった」と話す。そして量産計画は、「売れるよりもわずかに少ない台数にしたい。愛されながら、それでもコモディティではない希少なものとして、1000台以上、1万台以下(笑)になるだろうが現在検討中だ」とコメントした。
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