米国のベンチャー企業、ナウト(NAUTO)は10月7日、トヨタ自動車やBMWなど3社と提携すると発表した。
ナウトは、米国カリフォルニア州に本拠を置くベンチャー企業。ドライブレコーダーで撮影された映像を、AI(人工知能)で解析するシステムなどを手がけている。
今回ナウトは、トヨタ自動車の子会社のトヨタ・リサーチ・インスティテュート、BMWの子会社のBMW iベンチャー、ドイツの保険大手のアリアンツの3社と提携。3社がナウトに出資することで、合意に達した。
3社はナウトと協力して、ナウトが持つクラウドベースのデータ学習プラットフォームを用いながら、自動運転車の開発を促進していく。
ナウトのステファン・ヘックCEOは、「自動車および保険の大手企業の参画は、我々が安全かつスマートで渋滞のない移動手段を構築するのに、欠かせない」と述べている。