9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16。地元、フランスの自動車大手、プジョーのブースでは、新型『5008』がワールドプレミアを飾った。
初代5008は2009年6月、プジョーの新型MPVとして登場。『3008』よりもひと回り大きい2/3列シートのMPVで、欧州ではルノー『セニック』やオペル『ザフィーラ』などと競合してきた。
パリモーターショー16で初公開されたのは、2世代目となる新型5008。モデル名はそのままに、非常に斬新なデザインに生まれ変わった。プジョーは新型をMPVではなく、SUVに位置付ける。
新型5008では、プジョーの新世代モジュラープラットホーム「EMP2」を活用。Cセグメントにおける7名乗りの大型SUVとして、新たな分野に踏み出した。
インテリアは、プジョー「i-Cockpit」の最新版を導入。シートは、2列目に独立した座席を採用し、折りたたみなどの豊富なアレンジが可能。3列目シートも折りたたみでき、780リットルの大きなスペースを利用するために、簡単に移動できる設計としている。