JR北海道、釧網線で流氷観光列車を運転へ

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『流氷物語号』で使われる車両のイメージ。オホーツク海をイメージした青や流氷をイメージした白で装飾される。
  • 『流氷物語号』で使われる車両のイメージ。オホーツク海をイメージした青や流氷をイメージした白で装飾される。
  • 釧網本線の北浜駅。同駅を含む知床斜里~網走間はオホーツク海に沿って線路が敷かれている。
  • 釧網本線を走る普通列車。

JR北海道は9月15日、オホーツク海で流氷が見られる時期に、釧網本線で観光列車『流氷物語号』を運転すると発表した。

釧網本線は東釧路(北海道釧路市)~網走(網走市)間166.2kmを結ぶ鉄道路線。このうち知床斜里(斜里町)~網走間の37.3kmはオホーツク海沿いに線路が敷かれており、流氷を見ることができる。流氷観光の季節には、ディーゼル機関車がトロッコ車と客車をけん引する観光列車『流氷ノロッコ号』が運転されていたが、今年2月の運行で終了。車両を気動車に変更して観光列車の運転を継続することが検討されていた。

発表によると、『流氷物語号』の運転区間は『流氷ノロッコ号』と同じ知床斜里~網走間。「『オホーツクブルー』車両」と「『白』車両」を使って運転される。いずれも普通列車用の気動車の車体に装飾を施す。

「『オホーツクブルー』車両」はオホーツク海をイメージした青をベースとし、流氷をイメージした白で知床連山やエゾスカシユリを描く。「『白』車両」は白をベースに、流氷とクリオネを青で描く。

運転期間や時刻などは、10月下旬に発表される予定だ。

《草町義和》

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