メルセデス・ベンツ日本は9月15日、メルセデスベンツ『E250』のウォーターポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは「E250」「E250ステーションワゴン」「E250クーペ」「E250カブリオレ」の4車種で、2013年3月26日~2014年6月24日に輸入された6580台。エンジンの冷却装置において、ウォーターポンプ内にある冷却水の流路切り替えバルブを作動させるレバーの強度が不足しているため、当該レバーが破損することがある。そのため、レバーに連結しているピストンがバルブから抜け出して冷却水が漏れ、そのまま使用を続けるとオーバーヒートになるおそれがある。改善措置として、全車両、当該ウォーターポンプの冷却水配管締結ボルトを対策品と交換し、ピストンが抜け出さない構造にする。また、冷却水配管締結ボルトを対策品に交換後、レバーが破損した場合は、ウォーターポンプを無償交換する。不具合は93件発生、市場からの報告および、国土交通省からの指摘により発見した。
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