ホンダは9月14日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本製作所の生産について、震災前のレベルに回復したと発表した。
震災発生後、熊本製作所の生産は、4月14日夜から一旦休止し、5月6日より海外生産拠点への部品供給を再開。汎用完成機組み立ては5月13日より、被害の大きかった二輪完成車組み立ては、6月6日より主要機種の組み立てを少量生産で再開し、段階的に生産量を増やしてきたが、9月5日より、二輪完成車の全生産ラインが通常稼働となった。
また、軽自動車の委託生産先である八千代工業四日市製作所では、熊本製作所で生産していた軽四輪エンジン部品の供給停止のため、4月22日より一部生産を縮小して稼働していたが、9月13日より通常通り生産を再開した。