日産自動車の米国向け最上級セダン、『マキシマ』と上級SUVの『ムラーノ』。両車の最新車両が、米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「日産自動車の米国法人、北米日産からマキシマとムラーノに関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、ブレーキの不具合が原因。NHTSAによると、ブレーキ液がABSのポンプ内に漏れて電気系統がショートし、火災に至るおそれがあるという。
リコールされるのは、2016‐2017年モデルのマキシマと2015‐2017年モデルのムラーノの、ともにインテリジェントクルーズコントロール装着車。米国で販売された合計12万0329台が、リコールに該当する。
北米日産は、対象車を保有する顧客に通知。販売店において点検を行い、ABSアクチュエータを交換するリコール作業を実施する。