三菱自動車が、米国市場で販売した3車種。これらに不具合があるとして、米国でリコール(回収・無償修理)が実施される。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)、『アウトランダー』、『ランサー』(日本名:『ギャランフォルティス』)に関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、CVTの不具合によるもの。NHTSAによると、ある一定の状況下において加速中、もたつきが生じるおそれがあるという。
対象となるのは、RVRが2015‐2016年モデル、アウトランダーとギャランフォルティスが2016年モデル。3車種合計で、米国で販売された8万2436台がリコールに該当する。
三菱モータースノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店においてCVTの制御ユニットのソフトウェアを更新するリコール作業を行う。