ポルシェ、EVスポーツの開発と生産準備…1400名以上を雇用

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ポルシェ ミッションE
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ドイツの高級スポーツカー、ポルシェは7月26日、ドイツ本社とその周辺の開発および生産部門において、1400名以上の新規雇用を行うと発表した。

今回の新規雇用は、ポルシェ初のEVスポーツカーの開発と生産に向けた準備。ポルシェは2015年9月、ドイツで開催したフランクフルトモーターショー15において、コンセプトカーの『ミッションE』を初公開。このミッションEを市販化する。

ミッションEは、ルマン24時間耐久レースを制した『919ハイブリッド』の技術を応用した「PMSM」を導入。2個のモーターは最大出力600hp以上。ポルシェのトルクベクタリングにより、4輪に最適な駆動力を配分する。オールホイールステアリングも採用。

0-100km/h加速は3.5秒以下、0-200km/h加速は12秒以下と、ポルシェのEVスポーツカーに相応しい性能を持つ。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。1回の充電で最大500km以上を走行できる。およそ80%の容量なら、バッテリーの充電は約15分で済む。

ポルシェは、このミッションEの量産計画を進める目的で、ドイツ本社とその周辺の開発および生産部門に、1400名以上の新規雇用を行う予定。ミッションEは、2020年までの市販を目指している。

《森脇稔》

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