クルーズトレイン『四季島』、最高倍率は76倍に…来年5月運転開始

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JR東日本が計画しているクルーズトレイン『四季島』専用車両の外観イメージ。来年5・6月出発分の平均倍率は6.6倍になった。
  • JR東日本が計画しているクルーズトレイン『四季島』専用車両の外観イメージ。来年5・6月出発分の平均倍率は6.6倍になった。
  • 編成中最高級の部屋になる「四季島スイート」のイメージ。販売額は3泊4日コースで一人あたり95万円と超高額だが、応募倍率も最高の76倍に達した。

JR東日本は7月5日、豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TRAIN SUITE四季島』の応募倍率が最高で76倍に達したと発表した。

『四季島』は10両編成の豪華寝台車両を使用する、ツアー形式のクルーズトレイン。2017年5月1日から運転を開始する。コースは1泊2日コース(旅行代金一人あたり32万~45万円)と3泊4日コース(同74万~95万円)の2種類で、今年5月から6月にかけ、2017年5・6月出発分の申込みを受け付けていた。

発表によると、募集件数187件に対して1234件の応募があり、平均倍率は6.6倍だった。最高倍率は2017年5月1日出発の3泊4日コースで、編成中最高級の部屋である「四季島スイート」の倍率が76倍に達した。

3泊4日コースの希望者と1泊2日コースの希望者はそれぞれおおよそ半分で、JR東日本は「いずれのコースもそれぞれ人気が高いことが伺えます」としている。同社は7月下旬にも当選者に連絡する予定だ。

2017年7・8月出発分の申込みは、今年7月下旬から受け付ける予定。

《草町義和》

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