トヨタの複数車種、米国でリコール…後付けシートヒーターに不具合

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トヨタ自動車が、米国の一部地域において、複数車種のリコール(回収・無償修理)を行う。

これは6月上旬、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。トヨタの米国販売店、Southeast Toyotaから届け出を受けた米国フロリダ州など5州でのリコールの内容を公表している。

今回のリコールは、後付けシートヒーターの不具合が原因。NHTSAによると、シートヒーターの配線が損傷している可能性があり、ショートを起こして火災に至る恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2010-2012年モデルの『プリウス』、1988-1990年および2005-2010年モデルの『カムリ』、1989年および2009-2010年モデルの『カローラ』、2006-2011年モデルの『RAV4』、2005-2010年モデルの『アバロン』、2007-2010年モデルの『FJクルーザー』など。米国フロリダ州など5州で販売された7749台の車両が、リコールに該当する。

Southeast Toyotaは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、シートヒーターを取り外し、返金対応をする予定。

《森脇稔》

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