三菱自動車は、燃費不正問題に関して、4月25日付で設置した特別調査委員会の委員として、トヨタ自動車出身の八重樫武久氏を追加選任したと発表した。
八重樫氏は1969年トヨタ自動車に入社。1996年には、初代『プリウス』のトヨタハイブリッドシステム(THS)開発リーダーとして尽力。以降、ハイブリッドシステム全般の開発に従事してきた。2005年にトヨタを退職し、現在は、自動車環境技術コンサルタントとして活躍している。
特別調査委員会の委員は、元東京高等検察庁検事長の渡辺恵一委員長、委員の坂田吉郎弁護士、吉野弦太弁護士と合わせ、4名となる。