トヨタ自動車は、タカタ製エアバッグのインフレータの不具合により、中国や欧州でおよそ49万台を追加リコール(回収・無償修理)する。
49万台のうち、中国が約14万台と最多。メキシコは約10万台。欧州が約8万台で続く。トヨタとレクサスの両ブランド車が対象になる。
日本では、約4万5000台が対象。先代レクサス『IS』シリーズの5車種で、2005年9月15日から2011年12月28日に製造された計4万5316台が該当する。
なお、すでにトヨタは米国市場において、約158万4000台を追加リコールすると発表済み。米国では、2009-2011年モデルの『カローラ』、2006-2011年モデルの『ヴィッツ』、2007-2011年モデルのレクサス『ES』、2006-2011年モデルのレクサス『IS』などが対象に。
今回の49万台を加えると、全世界で207万台が追加リコールされることになる。