メルセデス・ベンツ日本は2月13日、ミニバンのメルセデスベンツ『Vクラス』の原動機(エンジンコントロールユニット)ついて、制御プログラムが不適切として、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2015年5月23日~2022年4月18日に輸入された「V220d」、1車種・5形式の9581台。
エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、DPF差圧センサの故障を誤って検出し、エンジン警告灯(MIL)が点灯すると同時に、フェイルセーフモードになることがある。そのため、排ガス値が規制値を満たせないおそれがある。
全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。
不具合は2件発生、この不具合に起因する事故は起きていない。