新型 サイバーナビ を体験「期待以上」の声…カロッツェリア エクスペリエンス、福岡で閉幕

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新型サイバーナビを体感するために遠く山口県や宮崎県から訪れた人もいた
  • 新型サイバーナビを体感するために遠く山口県や宮崎県から訪れた人もいた
  • 車種専用新型サイバーナビを取り付けたミニバン3車を勢揃い
  • 会場には熱心なファンが開場と同時に詰めかけた
  • 圧巻の仕上がりの良さを見せたヴェルファイアの車種専用モデル
  • ヴォクシーの車種専用モデル
  • 音の良さで好評だったサブウーファーユニット
  • 発売前の新型サイバーナビに直に触れられる絶好の機会となった
  • リアエンタテイメントのシステムも用意され、その相談もできた

パイオニアは5月26日、FFGホール(福岡市)において最新サイバーナビの体験会「カロッツェリア エクスペリエンス2016」を開催した。会場には発売前の新型サイバーナビを体験しようと、福岡近郊の他、遠く宮崎県や山口県からも熱心なファンが訪れた。

このイベントは、新型サイバーナビが発表された5月10日を初回として、東京~名古屋~大阪~仙台~広島と続き、ここ福岡はそのファイナルとして開かれたもの。

会場は博多駅からほど近い地下鉄祇園駅が最寄りの「FFBホール」。地元のファッション系イベントとして知られるホールで、場内は車両がゆったりと置ける広々とした空間。ここに新型サイバーナビがウリとしている10型大画面モデル搭載したミニバン3台をはじめ、音の良さを体感できるデモカーや軽自動車に至る全6台が用意された。

この6台の内訳は、10型ワイド画面の車種専用モデル装着車としてトヨタ「ヴォクシー」「ヴェルファイア」、ホンダ「ステップワゴン」の3台。他に7型200mmワイドモデルをトヨタ「86」、8型ラージサイズモデルをダイハツ「ムーヴ」、そして、カロッツェリアの象徴的な存在となっているアウディ「R8」が出展された。

開場は午後6時半。扉が開くと待ち焦がれていたファンが一斉に入場。さっそく新型サイバーナビが待つデモカーへと向かった。その眼差しは真剣で、デモカー周辺ではすぐに順番待ちとなるほどで、ここでも新サイバーナビへの期待度の高さがうかがえた。

会場で好評だったのは、製品の企画や開発に携わったスタッフが使い方やそのメリットなどを解説してくれたこと。特に新型サイバーナビは発売前の商品だっただけに、販売店ではなかなか情報が得られず、このイベントは従来モデルとの違いを知るには絶好の機会となったのは間違いない。

来場者に話を聞くと、関心が高かったのは画面サイズや音の良さが中心。ほとんどの人が「期待以上」とする声が多かった。実は、5月10日に東京で開催された時点では開発途上の製品が用意されたため、動きは決して本来のものではなかった。それが日を追って改善が進み、ファイナルとなった福岡ではビックリするほど動きが軽快になっていたのだ。その意味で、福岡の人は幸せだったと言っていいだろう。

会場では「ヴェルファイアを購入して純正ナビを取り付けたが、これを見て純正以上にカッコイイ。さっそく買い換えたい」とする人や、「昨年モデルを購入したばかりで、もうちょっと待てばよかった」といった声など、新型サイバーナビを見た来場者の感想はまさに悲喜こもごも。中には「他メーカーはこうしたイベントは開かない。開発者に直接話が聞けるのはユーザーとしてありがたい」とイベント自体を評価する声も聞かれた。

新型サイバーナビの7型/7型200mmワイド/8型モデルのメインユニットはいよいよ6月発売。車種専用10型モデルや、新型サイバーナビの本領を発揮するマルチドライブアシストユニットを伴うセットは9月の発売を予定する。

《会田肇》

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