経済産業省は5月20日、三菱自動車の一部生産停止で影響を受ける中小企業などを対象に、セーフティネット保証2号の発動など、支援策を実施すると発表した。
セーフティネット保証2号は、生産量の縮小、販売量の縮小、店舗の閉鎖などの事業活動の制限を行っている事業者と直接・間接的に取引を行っていること等により売上等が減少している中小企業者を支援するための措置。一般保証とは別枠の限度額で融資額の100%を保証する。
日本政策金融公庫、沖縄振興開発公庫、商工中金、信用保証協会、商工会議所、商工会連合会、都道府県中小企業団体中央会および経済産業局に「自動車サプライチェーン等関連中小企業支援対策特別相談窓口(三菱自動車関連)」を設置し、資金繰り等に関する相談を受け付ける。