日産自動車は5月10日、英国サンダーランド工場における『リーフ』の累計生産台数が5万台に到達した、と発表した。
日産は2013年3月、英国サンダーランド工場でリーフの現地生産を開始。欧州市場向けのリーフは2013年の大幅改良を機に、日本からの輸入を中止し、英国工場製に切り替えた。
今回、リーフの英国生産開始からおよそ3年で、累計生産台数が5万台に到達。記念すべき5万台目は、シルバーのボディカラーの1台。同工場製のリーフは現在、西欧、アルゼンチン、アイスランド、イスラエル、台湾など、世界23市場に輸出されている。
また、英国サンダーランド工場では、バッテリー(二次電池)も生産。日産は同工場に追加投資し、次世代バッテリーの生産を行う計画を公表済み。
欧州日産のポール・ウィルコックス会長は、「日産の現在のEVテクノロジーへの取り組みは、他のあらゆる自動車メーカーに先行している」と述べ、自信を示している。