三菱自、16年3月期純利益は25%減の891億円…今期予想は公表できず

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車 相川哲郎社長(27日)
  • 三菱自動車 相川哲郎社長(27日)
  • 三菱自動車本社(参考画像)

三菱自動車工業は4月27日、2016年3月期の連結決算を発表した。今期(17年3月期)の業績予想については燃費データ不正の影響から算定できず公表を見送った。

16年3月期はグローバル販売が日本や中国などの減少により、前期比4%減の104万8000台となった。営業利益は2%増の1384億円と前期に続いて最高を更新した。純利益は25%減の891億円だった。

会見した相川哲郎社長は、不正問題による足元の事業の影響について「不正を発表した4月20日以降は国内の受注が半減している」と明らかにした。ただ、決算業績への影響については「この先を推定するには、現時点で非常に難しい」と述べるにとどまった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集