ゼネラルモーターズ・ジャパンの石井澄人社長は、フォード・モーターが日本市場撤退を決めたことについて「申し上げることはない」としながらも、「キャデラックをグローバルに展開していく上で、やはり日本抜きでは考えらない」との認識を示した。石井社長は「我々は我々の見方でやっていく。フォードさんが(日本からの撤退を)お決めになられたことで、我々とは全く違う会社なので、とくに申し上げることもないし、申し上げるべきでもないと思っている」と述べた。その一方で「アメリカの車を求められているお客様は日本にいらっしゃる。そこをきちっとつなぐことは大事なこと」とも指摘。さらに「キャデラックブランドをグローバルに展開していく上で、やはり日本抜きでは考えらない。自動車以外にもラグジャリーブランドはたくさんあるが、日本抜きのラグジュアリーブランドで成功したところはない。やはり日本は大事なマーケット。そういう2つの側面から我々は日本市場をとらえている」とし、日本で事業を継続していく重要性を強調した。
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