排ガス不正問題の影響で、2015年通期(1-12月)決算の発表と年次株主総会の開催を延期していたフォルクスワーゲングループ。同社が、2016年第1四半期(1-3月)の決算発表も、延期することが分かった。
これは4月14日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「2016年第1四半期の決算発表を、5月31日に延期する」と公表している。
通常、フォルクスワーゲングループの第1四半期の決算発表は、4月中に行われてきた。しかし、2016年はおよそ1か月遅れて、5月末に開催することに。
すでにフォルクスワーゲングループは、2015年通期の決算発表を4月28日、年次株主総会を6月28日に延期。この影響を受けて、2016年第1四半期の決算発表が5月31日に延期された。
なお、フォルクスワーゲングループは、「4月28日の2015年通期決算発表、6月28日の年次株主総会の日程に、変更はない」と説明している。