日産自動車の中国現地子会社、日産(中国)投資有限公司は3月29日、中国で4月25日に開幕する北京モーターショー16において、日産『IDSコンセプト』を中国初公開すると発表した。
IDSコンセプトは2015年秋、東京モーターショー15でワールドプレミア。日産が目指す未来の電動化と知能化を具現化した革新的なコンセプトカー。日産が2020年までに市販車に搭載することを明言している自動運転技術と、最新の電動パワートレインを組み合わせたコンセプトカーとなる。
IDSコンセプトには、レーダー、カメラ、レーザースキャナーで車両の全方位を認識しながらの自動運転、そして、運転を楽しみたい場合のマニュアルドライブモードなど、先進の技術を搭載している。
日産は、中国の顧客向けに、「ゼロ・エミッション」、「ゼロ・フェイタリティ」の実現に向けた将来ビジョン「日産インテリジェント・モビリティ」を掲げる。これを体現するのが、IDSコンセプト。
日産は、「自動運転技術を搭載した車を中国にも投入していく予定」と説明している。