スバルAWDのすべてを雪上で試す…「フルタイム」だからこその走破性を実感

試乗記 国産車
スバルのAWDを北海道の雪上で体験
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2月初頭、富士重工は北海道・千歳のモトクロス場を使い、AWDモデルのメディア試乗会を開催した。

富士重工のスバルブランドはAWDの比率が非常に高いことで有名。SUVだけに絞ってみると『レガシィアウトバック』、『フォレスター』、『XV』、『クロスオーバー7』(エクシーガを含む)は、すべてのグレードがAWDのみで構成されている。参考ではあるが、『インプレッサ』(スポーツ&G4)を見てみてもAWD構成比は74%と非常に高いものとなっている。

今回開催されたこの試乗会は、スバルのAWDモデルの実力とシステムによっての違いを感じ取るためのもので、非常に多くの車種がラインアップされた。試乗はモトクロスコース内に用意された特設コースが2タイプと、コース外の一般路。

モトクロスコース内は完全なアイスバーンやや圧雪路などが混ざり合ったコースで、アップダウンも激しいもの。さらに、完全な氷盤のスキッドパッドまでが用意されていた。さまざまな車種を乗ったが、どれも高いウインター性能を発揮してくれた。今回の試乗会ではブリヂストンの協力を得て、スタッドレスタイヤの「ブリザック」が装着されていたが、そのほかはノーマルのままであった。

さまざまな車種で、さまざま路面、コーナー、起伏、坂道を走って感じたのはスバルAWDの走破性の全体としての高さ。2WDを基本に空転時に4WDとなるスタンバイ4WDではなく、つねに前後に駆動力を配分しているフルタイム方式だからこそ得られた走破性だと言えるだろう。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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