米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)のダッジブランドのフルサイズセダン、『チャージャー』。同車が、およそ50万台のリコール(回収・無償修理)を行う。
これは2月3日、FCA USが明らかにしたもの。「ダッジ チャージャーに関するリコールを、米国当局に届け出た」と発表している。
今回のリコールは、タイヤ交換のためにジャッキアップした際、ジャッキが車体から外れる恐れがあるために行う。FCAによると、この不具合に起因して、3名の軽傷者が確認されているという。
リコールの対象となるのは、2011-2016 年モデルのダッジ チャージャー。米国では44万1578 台、カナダでは1万9229台、メキシコでは4969台、NAFTA地域外で3万8947台の合計50万4723台がリコールに該当する。
FCA USは、対象車を保有する顧客に通知。ジャッキが車体から外れるのを防ぐために、車輪止めを無償配布するとしている。