ルノー、イラン市場への復帰を発表…経済制裁の解除に対応

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ルノー・サンデロ
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フランスの自動車大手、ルノーは1月28日、イラン市場に復帰すると発表した。

今回の発表は、イランに対する経済制裁が1月16日に解除されたことを受けての対応。イランのハサン・ロウハーニー大統領のフランス訪問に合わせて、ルノーはイラン市場への復帰を公表している。

ルノーは2003年から、イランのサーイパー社とホドロ社のイラン2大自動車メーカーと合弁で、イランでの現地生産を行ってきた。累計生産台数は、ほぼ50万台。

しかし2012年、イランに対する経済制裁が発動。ルノーは、イラン国内での事業継続が、困難になった。

ルノーのBernard Cambierディレクターは、「イラン新車市場は2020年までに200万台に拡大する可能性がある。ルノーはイランで野心的な計画を実行していく」と述べている。

《森脇稔》

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