フランスの自動車大手、ルノーは1月26日、2015年の世界商用車販売の結果を明らかにした。総販売台数は38万7000台。前年比は12.4%増と伸びた。
世界の商用車(LCV=軽商用車)市場は2015年、前年実績に対して6.3%のマイナス。そんな中、ルノーは12.4%増と2桁増を達成した。
これにより、ルノーの世界LCV市場におけるシェアは、3.8%に。前年に対して、0.6ポイント上昇している。
とくに、欧州では、18年連続でLCV市場のトップに君臨。車種別では、『カングー』や『マスター』、『トラフィック』が好調だった。
ルノーのパスカル・シュミットLCV担当副社長は、「欧州で18年連続ナンバーワンは誇り。これは顧客に最高のLCVを提供している証」とコメントしている。