アウディ、欧州生産体制を再編…A1 と Q3 を移管へ

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アウディ A1 スポーツバック 改良新型
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ドイツの高級車メーカー、アウディは1月20日、欧州における生産体制を再編すると発表した。

今回の生産再編は、ベルギーのブリュッセル工場で2018年から、新型EVを生産する計画に伴うもの。ベルギー・ブリュッセル工場を、アウディのEVの中核拠点に位置付ける。

この計画を受けて、現在、ベルギー工場で組み立てている『A1』を近い将来、スペインのマルトレル工場へ移管する予定。同工場は、アウディが属するフォルクスワーゲングループ傘下のセアトの生産拠点。

さらに、スペイン・マルトレル工場で生産中の『Q3』を近い将来、ハンガリーのジェール工場へ移管する。ハンガリーのジェール工場では現在、『A3セダン』、『A3カブリオレ』、『TT』、『TTロードスター』の4車種を生産している。同工場はアウディの子会社、アウディ・ハンガリア・モーターの工場。

アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「今回の生産再編が、フォルクスワーゲングループにおけるシナジー効果を、さらに引き出すことにつながるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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