ダカール2016のバイク部門はKTMが優勝し、15連覇を果たした。アルゼンチン中部の街、ビージャ・カルロス・パスから大西洋側にあるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに近い街ロサリオに向かう最後のステージ。スペシャルステージ自体は180kmと短かったものの、そこからゴール地点ロサリオまでのリエゾン区間が長く、2週間ものあいだ厳しい環境で戦い続けたライダーには最後の踏ん張りが必要なステージとなった。そんななかKTMのファクトリーライダー、トビー・プライス(オーストラリア)がステージ4位でフィニッシュ。トビー・プライスは昨年初めてのダカールラリーで総合3位となり、今回早くも自身初優勝。オーストラリア人としては初のダカールラリー制覇となる。また、総合2位にもKTMを駆るスロバキア人ライダー、ステファン・ソヴィッツコが入り、KTMの1-2フィニッシュとなった。3位にはハスクバーナで参戦したパブロ・キンタニーリャ(チリ)が入った。日本の三橋淳(KTM)は総合56位で、見事に完走を果たした。南米に舞台を移してからのダカールラリーでは、日本人初の2輪部門での完走達成だ。
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