JR北海道から江差線の運営を引き継ぐ第三セクターの道南いさりび鉄道は12月18日、開業時の運行計画の概要を発表した。
江差線は五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)間37.8kmの鉄道路線。北海道新幹線新青森~新函館北斗間の開業(2016年3月26日)にあわせ、道南いさりび鉄道が経営を引き継ぐ。
発表によると、全ての列車がJR函館本線の函館~五稜郭間に乗り入れるほか、車掌が乗務しないワンマン運行になる。運行本数は上磯~函館間が19本、木古内~函館間が18本の計37本。現在は土曜・休日に限り運休している上磯~函館間の2本は、土曜・休日も運行されるようになる。
また、現行の木古内8時20分発から12時28分発にかけての列車は運行間隔を等間隔に近づけ、最大3時間6分あった間隔が2時間20分に短縮される。