欧州自動車工業会(ACEA)は12月8日、ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOを、次期会長に指名すると発表した。
欧州自工会の現会長は、ルノーのカルロス・ゴーンCEO。ゴーンCEOの約1年半の任期の後を受け継ぎ、ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOが2016年から、欧州自工会の新会長に就任する。
ディーター・ツェッチェ氏は1953年、トルコ・イスタンブール生まれ。大学卒業後の1976年、ダイムラーベンツ(当時)の研究部門に入社した。
1998年、ダイムラーの取締役に就任。2006年1月には、ダイムラーのCEOに昇格した。同時に、メルセデスベンツ乗用車部門を統括する立場にある。
ディーター・ツェッチェCEOは、「設立25周年の2016年から、欧州自工会を率いることを誇りに思う。過去25年以上に渡って、欧州自動車産業が作ってきた進歩の上に、築き上げる機会になるだろう」と述べている。