日本自動車輸入組合が発表した11月のブランド別輸入車新規登録台数によると、メルセデスベンツが4893台(前年同月比9.1%減)を販売し、9か月連続のトップとなった。排ガス不正問題で揺れる、2位のフォルクスワーゲンは同31.8%減の3638台で3か月連続のマイナス。前月BMWに2位の座は取り戻したものの、販売の落ち込みが続いている。15年連続で輸入車年間販売トップの座を守り続けているフォルクスワーゲンだが、11月までの累計販売は5万0234台。首位メルセデスとの差は8000台を超えており、首位陥落は決定的となっている。なお、新型『エスクード』のハンガリー生産を開始したスズキが9位にランクインしている。11月の輸入車販売台数ランキング上位10ブランドは以下の通り(カッコ内は前年同月比)。1位:メルセデス・ベンツ 4893台(9.1%減)2位:フォルクスワーゲン 3638台(31.8%減)3位:BMW 3500台(3.0%減)4位:BMW MINI 1961台(22.1%増)5位:アウディ 1922台(23.1%減)6位:日産 1505台(3.5%減)7位:トヨタ 1327台(0.4%減)8位:ボルボ 1109台(11.8%増)9位:スズキ 619台10位:フィアット 532台(56.0%増)