米国新車販売 13.6%増、2か月連続で増加…10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ カムリ(米国仕様)
  • トヨタ カムリ(米国仕様)
  • ホンダ アコード(米国仕様)
  • 日産 アルティマ
  • 新型シボレー シルバラード
  • 新型フォード F-150
  • ラム1500

民間調査会社のオートデータ社は11月3日、10月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は145万5516台。前年同月比は13.6%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが26万2993台を販売。前年同月比は15.9%増と、2か月連続で前年実績を上回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、122.1%増の2万4725台と、4か月連続で増加。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比10%増の5万1647台と、19か月連続で前年実績を上回る。

トヨタを上回り、2か月連続で2位のフォードモーターは、21万3105台を販売。前年同月比は13.4%増と、5か月連続の前年実績超え。主力中型セダンの『フュージョン』が、3.6%増の2万3668台と、2か月連続で増加。主力SUVの『エスケープ』は、0.8%減の2万4719台と、2か月ぶりに減少した。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、3.3%増の6万5500台と、9か月連続で前年実績を上回った。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、引き続き4位。その販売台数は19万5545台で、前年同月比は14.7%増と67か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、3%増の4万0931台と、2か月ぶりに増加。クライスラーブランドでは、新型セダンの『200』が、2%増の1万1905台と好調を保つ。

日本メーカーのビッグ3では、2か月連続で3位のトヨタが、20万4045台を販売。前年同月比は13%増と、2か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、4.9%増の3万4781台と、2か月連続で増加。『カローラ』は12%増の2万7951台と、2か月連続で増加する。『RAV4』は2万8256台で、前年同月比は31.3%増と、2か月連続のプラス。

ホンダは、日産を上回り、7か月連続の5位。10月は13万1651台を売り上げ、前年同月比は8.6%増と、2か月連続で前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が3万0121台で、前年同月比は11%増と2か月連続で増加。『CR‐V』は2万9032台を売り上げ、前年同月比は0.8%減と、5か月ぶりに減少。『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)は4502台と、良好な立ち上がり。

日産は、ホンダを下回り、7か月連続の6位。10月は、11万6047台を販売。前年同月比は12.5%増と、2か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が2万0948台を販売。前年同月比は11%減と、5か月ぶりに前年実績を下回る。『セントラ』は、14.1%増の1万4974台と、2か月連続で増加。主力SUVの『ローグ』は2万4939台を売り上げ、前年同月比は69.8%増と15か月連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集