フォルクスワーゲングループジャパンは10月21日、『ゴルフ』などの燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ゴルフGTI/162kW』『ゴルフR 2.0/206kW』『ゴルフヴァリアント 1.4/103kW』『ゴルフ 1.2/77kW』『ゴルフヴァリアント 1.2/77kW』『ゴルフ 1.4/103kW』の6車種で、2014年1月17日から7月15日に輸入された計1480台。
燃料ポンプ内部の製造工程が不適切なため、内部部品のメッキコーティングが剥がれ、内部に異物として残留するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料ポンプ内のインペラに異物が噛み込み、燃料ポンプが停止し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動ができなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料ポンプの品番、製造日を確認し、該当するものは燃料ポンプを良品に交換する。
不具合は3件発生、事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により発見した。