韓国キアモーターズの米国法人、キアモーターズアメリカは10月7日、『ソウルEV』の米国販売エリアを拡大すると発表した。
ソウルEVは2014年2月、シカゴモーターショー14で発表。小型トールワゴンの新型『ソウル』をベースに開発されたキア初の市販EV。
パワートレインは、モーターが最大出力109hp、最大トルク29kgmを発生。0-100km/h加速は12秒以下で、最高速はリミッターにより145km/hに制限される。
二次電池は、蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大193km以上走行できる。充電時間は240Vソケットで約5時間。100kWの急速チャージャーを利用すれば、25分で完了する。
ソウルEVは2014年後半、まずは米国カリフォルニア州で発売。2015年3月には、ジョージア、テキサス、オレゴン、ワシントン、ハワイの各州でも販売されることが決まった。今回、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカット、メリーランドの4州を追加。全米10州で、ソウルEVを取り扱うことになった。