長野県東御市にある道の駅雷電くるみの里で9月13日、「昭和の名車まつり」が開かれた。同道の駅オープンの翌年からスタートしたイベントで、東信地方の旧車好きでつくる「カードリームオーナーズクラブ」の協力。
今年で11回目となり、1都9県から135台のクラシックカーが集結。旧車イベントには数多く参加する日産車は、ここでも様々な型式が集まった。
初代『シルビア』は、554台のみで生産を終了したレアな車。クリスプカットと呼ばれたデザインは今見ても美しい。“ダットサン”を名乗っていたころの310系『ブルーバード』と『サニー1000』ベースのB20系『サニー トラック』も初代である。
ちょっと珍しいのは『グロリア』2台。ひとつは5代目330系のバンカスタムデラックスで、サイドウインドのホップアップラインを強調したデザインがグラマラスだ。6代目430系”ジャックニクラスバージョン”はシルバーグレー系のツートンカラーに、エンブレム類やチェック柄のシート、サイドデカールなどが特別仕様。現存台数はわずかと思える。