ドイツの高級車、メルセデスベンツは8月26日、新型『Vクラス』に「AMGライン」を設定すると発表した。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。新型Vクラスは2014年3月、ジュネーブモーターショー14でワールドプレミア。初代Vクラスは、1998年にデビュー。商用車の『ヴィトー』をベースに開発されたMPVで、広い室内空間が売りだった。2004年には、2世代目にモデルチェンジ。新たに『ビアノ』を名乗った。2006年のマイナーチェンジを機に、日本国内での車名は、Vクラスに回帰。2014年春に発表された新型は、3世代目。新型は欧州でもビアノではなく、Vクラスを名乗る。新型は、欧州でのフルサイズMPVセグメントにおいて、デザイン面、快適性、安全性で新たな基準を打ち立てることを目指して開発。新型のデザインは、スクエアなボディ形状が、ひと目でVクラスと分かるもの。フロントマスクには、最新のメルセデスベンツのアイデンティティが表現された。室内は引き続き、3列シート。2列目シートは、独立タイプとベンチの2種類が選択できる。乗車定員は、最大8名。シートアレンジは多彩。リアゲートには、新たにガラスハッチが装備された。フランクフルトモーターショー15で初公開されるのが、新型VクラスのAMGライン。AMGラインは、欧州向けの一部メルセデスベンツ車に用意されている。メルセデスのMPVにAMGラインが設定されるのは、今回が初めて。新型VクラスのAMGラインでは、専用の前後バンパー、サイドシル、19インチのAMGアルミホイールを装着。リップスポイラーも追加された。室内には、アルミ製ペダルやカーボン調パネル、シルバートリムを採用。ブレーキは17インチに強化され、車高が15mmダウンするスポーツサスペンションを組み込んでいる。
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