トヨタ自動車は、外部電源供給を通じた災害に強い地域・社会づくりを目指し、『プリウスPHV』をはじめとした非常時電源供給について紹介するウェブページを9月1日に公開した。
2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、次世代エコカーの外部電源供給システムを災害時に使用する動きがさまざまな自治体や企業で見受けられるようになってきた。また、近年は異常気象による土砂災害のニュースが目立ったこともあり、ライフラインが停止した際の備蓄として、「食料」だけではなく、「エネルギー」の備蓄も注目されつつある。
外部電源供給システムはハイブリッドカー(HV)の一部車種およびプラグインハイブリッドカー(PHV)、燃料電池自動車(FCV)に設定が可能。屋外で電力の供給がなくても、クルマに搭載されたバッテリーからの電力供給で、TVやPC、炊飯器やドライヤーなどの電化製品を動かすことができる。
トヨタでは今後、「非常時電源供給」に関するウェブページで、随時活用事例等の情報を掲載していく予定だ。