トヨタ自動車は8月28日、2015年1-7月の世界新車販売の結果を発表。フォルクスワーゲングループの1-7月実績も出そろい、上半期(1-6月)にVWに首位を奪われたトヨタが、1-7月では再び世界販売の首位に立った。
トヨタの発表によると、ダイハツや日野を含めたグループ全体の2015年1-7月の世界新車販売は、586万5000台。前年同期に対して、1.5%の減少だった。
一方、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ(アウディやセアト、シュコダなどを含む)が8月25日に発表した2015年1-7月世界新車販売は、前年同期比1%減のおよそ583万台。
この結果、トヨタはフォルクスワーゲングループに約3万5000台の差をつけ、2015年1-7月の世界新車販売の首位に立った。
フォルクスワーゲングループの営業担当、クリスティアン・クリングラー取締役は、「中国、ロシア、ブラジルの経済状況が、引き続き厳しい」とコメントしている。