日産自動車の米国市場における最上級セダン、『マキシマ』。同車の新型が米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、新型マキシマに関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、燃料供給系統の不具合が原因。NHTSAによると、新型マキシマの燃料パイプの固定リングが正しく装着されておらず、事故の際、燃料が漏れ、火災が起きるリスクがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年モデルの新型マキシマの一部。2015年3月中旬から2015年6月上旬にかけて生産され、米国で販売された5438台が該当する。
北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で早期のリコール作業を行う方針。