富士重工業が発表した2015年上半期(1-6月)の生産・販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同期比10.3%増の46万5773台となり、上半期としては4年連続で過去最高の台数を記録した。
国内生産は、北米向け『インプレッサ』『SUBARU XV』『WRX』が牽引する形で、同4.1%増の35万0508台と、4年連続のプラスで過去最高を記録。海外生産は北米市場で昨年7月に販売を開始した新型『レガシィ/アウトバック』の好調が続いており、同34.6%増の11万5265台、3年ぶりのプラスで過去最高を更新した。
国内販売は同0.3%増の8万7846台と、2年ぶりに前年同期を上回った。登録車では『レヴォーグ』などの新型車が好調で、同8.6%増の6万6075台と2年ぶりのプラス。軽自動車は4~6月は前年を超えたが1~3月のマイナスを補えず、同18.5%減の2万1771台と3年連続で前年割れとなった。
輸出は同3.9%増の26万8795台。同期間として4年連続で過去最高の台数を記録した。好調な販売が続く北米市場が牽引したことに加え、欧州・豪州・その他の市場でも新型『アウトバック』が台数増に寄与した。