米国の民間調査会社、JDパワー社は7月22日、「2015年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」の結果を発表した。SUVカテゴリーのランキングでは、フォードが全13部門中、最多の3部門で1位に輝いた。今年で20回目の調査は、新車購入から90日が経過した時点で、顧客に愛車の魅力について質問。質問項目は、性能、デザイン、装備など。調査は2015年モデルの新車を購入した顧客が対象で、2015年2‐5月にアンケート方式で行い、8万4000人以上から回答を得た。SUV(ピックアップトラックやミニバンを含む)カテゴリーの各部門ベスト3は、以下の通り。スモールSUV1:MINIクロスオーバー2:フォルクスワーゲン・ティグアン3:ビュイック・アンコールスモールプレミアムSUV1:アウディQ32:レンジローバー・イヴォーク3:メルセデスベンツGLAコンパクトSUV1:マツダCX-52:GMCテレーン3:スバル・フォレスターコンパクトプレミアムSUV1:ポルシェ・マカン2:BMW X43:アウディQ5コンパクトMPV1:フォードC-MAX2:キア・ソウルミッドサイズSUV1:日産ムラーノ2:トヨタ・ハイランダー3:ビュイック・アンクレイブミッドサイズプレミアムSUV1:ポルシェ・カイエン2:BMW X53:アウディQ73:BMW X6 ※同率ミッドサイズピックアップ1:シボレー・コロラド2:GMCキャニオンミニバン1:キア・セドナ2:ホンダ・オデッセイ3:トヨタ・シエナラージSUV1:フォード・エクスペディション2:シボレー・タホ3:GMCユーコンラージプレミアムSUV1:インフィニティQX802:ランドローバー・レンジローバー3:リンカーン・ナビゲーターラージ・ライトデューティー・ピックアップ1:フォードF-1502:ラム1500LD3:GMCシエラLDラージ・ヘビーデューティー・ピックアップ1:GMCシエラHD2:シボレー・シルバラードHD2:フォード・スーパーデューティー ※同率フォードモーターが全13 部門中、3部門で首位。コンパクトMPV部門のフォード『C-MAX』、ラージSUV部門のフォード『エクスペディション』、ラージ・ライトデューティー・ピックアップ部門のフォード『F-150』となる。これに次いだのは、ポルシで2部門。コンパクトプレミアムSUV部門で『マカン』、ミッドサイズプレミアムSUV部門で『カイエン』が、第1位を獲得。ブランド別のランキングで首位の貫録を見せる。この他、日産は、ミッドサイズSUV部門で『ムラーノ』、ラージプレミアムSUV部門で高級車ブランドのインフィニティの『QX80』が第1位に選ばれている。