トヨタ・モーター・ヨーロッパは7月14日、2015年上半期(1-6月)のレクサスの欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は、上半期としては過去最高の3万1600台。前年同期比は29%増と大きく伸びた。
車種別の上半期実績では、新型SUVの『NX』が1万3192台を売り上げ、レクサス全体の4割以上を占める最量販車に君臨。2014年10月の欧州発売以来、優れた立ち上がりを示している。
NXに続いたのは、コンパクトハイブリッドの『CT200h』。上半期実績は、5107台。また、『IS』は4708台。以下、『RX』が3990台、『GS』が1219台、『ES』が888台、『LS』が164台。
注目できるのは、ISの最も売れたグレード。ハイブリッドの「IS300h」がIS全体の90%を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持を伸ばす。
レクサスは、「2015年通年では、6万台の販売新記録を達成するだろう」と説明している。