ホンダの高級車ブランド、アキュラの最上級SUVの『MDX』。同車が米国市場において、およそ10万台をリコール(回収・無償修理)する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ホンダの米国法人、アメリカンホンダから、アキュラMDXのリコールの届け出を受けた、と発表した。
今回のリコールは、エアコン部品の不具合が原因。NHTSAによると、アキュラのMDXのエアコンのコンプレッサークラッチのドライブボルトが、折れる可能性があり、コンプレッサーのクラッチプレートが脱落する恐れがあるという。
対象となるのは、アキュラMDXの2014‐2015年モデル。米国で販売された10万6439台が、リコールに該当する。
アキュラは、対象車を保有する顧客に連絡。アキュラ販売店で、対策部品に交換するリコール作業を実施する。