6月24日に発表されたアルファロメオの新型セダン『ジュリア』。
約40年振りの車名復活、トップモデルへのフェラーリエンジン搭載、加えてコンパクトサルーンにしては派手なエクステリアと話題をさらったが、今回スクープした量販モデルと思われるプロトタイプを見ると、以外な事実が発覚した。
ヘッドライトを始めとするフロントマスクはカモフラージュされており、断定は出来ないが、ボンネットのパワーバルジが見当たらない点がトップモデルとの差別化となりそうだ。
サイドを見ると、フロントフェンダーにあったエアダクトやそこから伸びるキャラクターラインも消えている。さらにはサイドスカートも無くなっており、ずいぶんと大人しいイメージになっている。
リアはどうだろう。先ずトランク左右にあったエアスプリッターが無く、エキゾーストパイプはクワッドからデュアルへ。
公表されたエンジンは最上級「クアドリフォリオ」へ搭載されるフェラーリチューンのV6ガソリンターボのみだが、2リットルガソリンエンジン及び2.2リットルディーゼル、3リットルV6ターボディーゼルなどが予想される。
メルセデスベンツ『Cクラス』を始め、BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』、ジャガー『XE』など強豪ひしめくDセグメントへの参入だけに、公開モデルのような強烈なインパクトを期待したい。