ダイハツ工業は7月15日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とするリコール(回収・無償修理)を国土交通省にを届け出た。
対象となるのは、『エッセ』『ミラ』『ハイゼット』『ハイゼット デッキバン』の4車種で、2006年3月22日から2011年8月3日に製造された計29万2221台。
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、他社で市場回収品を調査した結果、ガス発生剤の密度にばらつきが大きいものを確認した。このため、原因は判明していないが、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。
改善措置として、全車両、予防的措置として、2015年5月14日付けで届け出たリコールの対象に含め、運転者席用エアバッグのインフレータを年式の古いものから新品と順次交換する。