北米カーオブザイヤー主催団体は6月末、「2016北米トラック&SUVオブザイヤー」の第一次選考21台のリストを発表した。北米トラック&SUVオブザイヤーは、今年で23回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中から、ベストな1台を選ぶ。リストには、正式発表前の新型車が含まれる。これは2016年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間2000台以上を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。2016北米トラック&SUVオブザイヤーのノミネート車21台は、以下の通り。フィアット500Xフォード・エッジホンダ・HR-V(ヴェゼル)ホンダ・パイロットヒュンダイ・ツーソンインフィニティQX50(日産スカイラインクロスオーバー)ジープ・レネゲードキア・ソレントランドローバー・レンジローバースポーツレクサスRXリンカーンMKXマツダCX-3メルセデスベンツGLCメルセデスベンツGLEメルセデスベンツ・メトリス(ヴィトー)三菱アウトランダー日産タイタンラム・プロマスターシティテスラ・モデルXトヨタ・タコマボルボXC90メーカー別では、地元米国の最大手、GMが1車種もなし。ドイツ・プレミアム勢からは、BMWとアウディが1車種もノミネートされていない。日本メーカーでは、トヨタが新型『タコマ』と新型レクサス『RX』。日産は新型『タイタン』と改良新型インフィニティ『QX50』(日産『スカイラインクロスオーバー』)。ホンダは『HR-V』(日本名『ヴェゼル』)と新型『パイロット』。マツダは『CX-3』、三菱は改良新型『アウトランダー』の合計8車種。なお、スバルは1車種もリストアップされていない。2016北米トラックオブザイヤーは2016年1月、デトロイトモーターショー16の会場で発表される。