日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは7月2日、2015年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、上半期としては過去最高の10万3500台。前年同期比は13%増と伸びた。
市場別では、最大市場の米国が7万台以上と牽引。前年同期比は8%増だった。米国に次いだのは、中国。約1万8900台を売り上げ、前年同期比は36%増と伸びる。
また、欧州と中東、アフリカでは、過去最高の約1万1200台を販売し、前年同期比は7%増。アジアとオセアニアでは、26%増の約2600台を売り上げた。
車種別では、主力セダンの『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が、最量販モデルに君臨。インフィニティは今後、コンパクトカーの『Q30』など、車種ラインナップを拡大していく。
インフィニティのローランド・クルーガー社長兼CEOは、「過去2年間、インフィニティは世界販売の記録を打ち立て、勢いを築いた」とコメントしている。

 
    

 
           
          
 
           
           
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