マツダは6月25日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、2台のレーシングカーを使ったオブジェを初公開した。
このオブジェは、瀟洒な貴族の館、グッドウッドハウスの前に出現したもの。例年、グッドウッドハウス前には、自動車をテーマにしたオブジェが展示される。今年のグッドウッドでは、マツダがこのオブジェを手がけている。
オブジェには、マツダの2台のレーシングカーをフィーチャー。1台は、1991年、ルマン24時間耐久レースで総合優勝を成し遂げた栄光のマシン、マツダ『787B』。
もう1台は、このマツダ787Bをモチーフに、「グランツーリスモ6」用のバーチャルスポーツカーとして開発されたマツダ 『LM55』。
オブジェの高さは40m。120トンもの鉄が使用された。418本のビームを異なる角度で組み合わせ、天空高く昇り詰める2台のレーシングカーを表現している。